ワインプロデューサーのおーみんです。
洋食とワインは、合わせやすいイメージですよね。
では、和食とワインは?
なかなかイメージできないのでは??
これまで、いろいろな和食とワインのペアリングを実験してきましたが、
私は結構合う組み合わせが多いように感じています。
問題は、合わせ方に少しコツがいるということかもしれません。
和食に合わせやすい一つの選択肢として、
私は、日本のワインをおすすめします!
和食には、日本のワインが心地良い。
ワインペアリングの一つのテクニックとして、
産地の料理と産地のワインを合わせるというものがあります。
これはワインに限ったことではなく、
日本酒にも言えることですね!
和食は、海外の料理と比べると繊細な味付けが多いですね。
日本のワインも雨が多い気候の影響を受けて、繊細な味わいのワインが多いのです。
繊細な味付けの和食には、繊細な味わいの日本ワインがちょうど心地良い塩梅になるわけです。
これはまさに、食文化だと思いませんか?
いなり寿司の甘みとマスカットベリーAの甘みがマリアージュ!
何となく、いなり寿司にワインを合わせるとしたら白ワインをセレクトするのでは??
実は・・・
赤ワインが合います!
しかも、日本の赤ワイン!!

合わせたのは、日本屈指のワイナリーである山形県の「高畠ワイナリー 亜硫酸無添加 マスカットベーリーA」です。
いなり寿司の甘辛く煮た油揚げの味わいと、日本固有品種であるマスカットベーリーA種の甘い香りと驚くほど合う!!
味わいが似ているので違和感がなく、赤ワインの渋みも繊細で目立たないので、いなり寿司と赤ワインがきれいに調和していきます。
これは意外性のあるマリアージュで、ぜひお試しいただきたい発見でした!
日本屈指の実力派ワイナリー「高畠ワイナリー」
ワインプロデューサーおーみんは、日本のワイナリーを100軒以上取材して、テイスティングをしてきました。
その中でも、TOP5に入る実力のあるワイナリーが、山形県の高畠ワイナリーです!
今回いなり寿司に合わせた、彼らの造るこの「亜硫酸無添加マスカットベーリーA」は、とってもユニークなワインです。

まるで新酒のような美しい紫色をしています。
苺のような甘くて華やかな香りが漂います。
もうこの時点で、何となくいなり寿司に合う予感はしてきます。
渋みはそれほど強くなくて、一口目はほのかな甘みさえ感じるチャーミングな味わいです。
夏場は冷やしても美味しいでしょう。
いなり寿司に合うワインは、ズバリ日本のマスカットベーリーA種を使った飲みやすい赤ワインでしょう。
いなり寿司に合う!高畠ワイナリー 亜硫酸無添加マスカットベーリーA 720ml
【メーカー情報】
特に選りすぐったマスカット・ベーリーAのみを用いて、 酸化防止剤として亜硫酸を一切使用することなく丁寧に醸造しました。
マスカット・ベーリーAを丁寧にフレッシュ&フルーティーなスタイルに仕上げました。
赤い果実を思わせる心地よいアロマ、優しいタンニンが感じられるライトボディの辛口ワインです。渋みが少ない味わいですので、軽やかにお楽しみいただけます。
容量:720ml
アルコール分:12.5%
葡萄品種:国産マスカット・ベーリーA
アルコール醗酵中に酵母が果汁の硫酸イオンとアミノ酸を代謝し亜硫酸となるために、 全てのワインは亜硫酸無添加であっても自然由来の亜硫酸が僅かに含まれています。
※加熱処理を行わない上、亜硫酸無添加の為、必ず冷暗所にて保存の上お早めにお召し上がりください。
※酸化防止剤としての亜硫酸は無添加ですが、ビタミンCは入っています。
※数量限定のため、完売の際は了承ください。
葡萄が苦手にもかかわらずワイン輸入業者に入社。そこでワインの魅力に目覚めてヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して経験を積み、2011年に独立。ワインと料理のペアリングに特化したメディア通販「レモンタージュ 」の運営、飲食店プロデュースなどを通じて「日本にただ一人のワインプロデューサー」として活動中。また、茶道、書道、音楽、アートなど、様々な業界とワインのコラボイベントを実現し「ワイン界の異端児」と呼ばれている。
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