ワインの輸入会社のグルメ担当バイヤーとしてヨーロッパ中心に買い付けに行く中で「ワインと料理のマリアージュ(最高の組み合わせ)」に感動し、料理の道へ。高知県の有機の里で土作りや野菜作りを学んだ後、ミシュランを獲得している大阪の割烹にて修行し、その後独立して岩手で地域振興カフェを立ち上げる。企業や地方自治体との共同開発で地元食材を使った商品開発を行う傍ら、現在は、出張料理人として活動しながらレモンタージュのフードプロデューサーを担当している。
これは美味しい!おせちに合うワイン

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こんにちは!フードプロデューサーのふじこです。
今年はステイホームの影響でおせち商戦が激化していて、一ヶ月以上前倒しで予約の受付が始まっています。
皆さんは今年のおせちの用意は進んでいますか?
「これから買うよ!」という方も
「今年は時間があるから自分でおせちを作るよ!」
という方も、本日はおせちに合うワインをご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
もしまだおせちを買っていない方は、レモンタージュ オススメの「ワインに合うおせち」もあります!
(実際に試食しましたが、美味しかったです!こだわりの3店舗コラボおせちなので、ぜひみてください!)
結論から先に言えば、あります!
おせちと一言で言っても
・黒豆(甘い)
・叩き牛蒡(酸っぱい)
・数の子(生臭い)
・田作り(甘苦い)
などと、様々な味わいの食べ物が集まっていて、
基本的には昆布か鰹出汁ベースの和のテイスト。
「無難に泡じゃない?」
と考えがちですが、軽いスパークリングワインなどだと、和食のダシの味わいと合わせにくかったり、
少々塩味が強めの日持ちがするように作られているおせちのしっかりとした味わいに、負けてしまうこともあります。
今年はペアリングラボ(実験)で、実際に
「これだったら相性良いのでは?」と思う複数のワインと実際にペアリングテイスティングをし、
おせちの中の色々な料理としっかりと相性を確認した上で、”全体を通して相性の良さをお楽しみいただける”
紅白のワイン2本を決定しました!
おせちに合うシャンパーニュ
スパークリングワインの中でも別格で万能なのが、シャンパーニュ。
スッキリとした辛口の泡は和食のテイストの邪魔をせず、
伝統の製法で丁寧に造られた重厚感もあるのでしっかりと料理を受け止めてくれます。
今回、レモンタージュ がおせち用にセレクトしたシャンパーニュは、一般では販売が禁止されているため
取り扱いのある飲食店でのみ飲むことが許されている、絶対にご購入いただけないレアなもの。
飲食店でのみ提供が許されていて、某夢の国(海)でオフィシャル・シャンパーニュとして選ばれている逸品です。
ふじこはこれを飲んだ時、「酸味が強い!」と驚いたのですが、酸の中に重さがあるので
スッキリとしているのに軽くなくて、不思議と和食に合うのです!
お正月と言えば、やはりお祝いのシャンパーニュ!
豪華できめ細やかな泡を見ているだけで、2021年が良い年になりそうな気持ちにしてくれます。
「シャルル ダンブラン」は、和食に合う適度な酸味があり、
おせち料理全般との相性が良いのが嬉しいところ。
泡があることでおせち料理の余韻が心地よくなります。
昨年 おせちとのペアリング試食会にご参加いただいた方が
「おせち料理に最も合うワイン」として選んだシャンパーニュでもあります!
和食とワインが合わせにくい原因の大きな一つとして考えられているのが「酸化防止剤」
最近の研究で、酸化防止剤に使われている「亜硫酸塩(SO2)」が魚介と合わないと言われています。
実は去年の試食会で、シャンパーニュよりも黒豆と相性がよかったのが
「赤ワイン」ということが分かったのですが、
以前行った「ホタルイカの沖漬け」とのペアリング実験でも、
酸化防止剤無添加の赤ワインが一切の生臭さを感じさせず、
ホタルイカやタラコの魚卵の味わいをお互いに引き立て合うことが分かりました。
特に「ホタルイカの沖漬け」とは「マリアージュ!」と言わしめるほど、お互いの味わいを高めてくれます。
その経験を元にペアリングのメンバーに加えていたのが
酸化防止剤無添加・オーガニックの赤ワイン「ジャック・フレラン ラ マルエット」
おせちに合う赤ワイン
赤紫色の生き生きとした色調!なんだか健康的!
カシスやスミレのフレッシュなアロマが漂います!
味わいはとってもジューシーで、健康的に育った葡萄を感じます。
生のぶどうをそのまま搾ったかのような超絶フルーティーな風味が素晴らしく、
口当たりはマイルドでバランスが良いミディアムボディです。
酸化防止剤を使っていないワインにありがちな「ひねた香り」は全く感じない
素晴らしいヴァンナチュール(自然派ワイン)です!
おせち料理に赤ワインはあまりイメージできないかもしれませんが、
このワインは一味違います。
高級感のある上品な樽の香りが漂い、味わいは濃厚なのにまろやか。
昨年は黒豆と赤ワインとの相性の良さに驚きましたが、
今年のこの赤ワインマルエットはより幅広い料理との相性の良さを
感じさせてくれます。「生臭いだろうな」と思う食材とも是非合わせてみてください。
ふじこが個人的に気に入った組み合わせは、マルエットと栗きんとん!
栗きんとんの甘みが引き立って、栗の味わいとワインの味わいが両方とも強調されて
口の中で絶妙なハーモニーを奏でてくれるのです。
永遠に食べていたい組み合わせでした。
おせち料理は品数が多いので、「この料理にはこのワイン」と1つ1つ合わせてワインを用意することが出来ません。
(出来なくもないですが、ワインを何本用意しなければいけないでしょうか)
おーみん(ワインプロデューサー)と
ふじこ(フードプロデューサー)が不定期に開催しているワインと料理のペアリングラボで実験をする時、
大体9割くらいの確率でほぼほぼ同じ評価になるのですが、
今回おせちと合わせた時は割と意見が分かれたのです。
でも、複数あるワインのうち
「私はシャンパーニュが合うと思う」「俺は赤ワインが合うと思う」
と、違う意見を言っていても、結局この2つに絞られることが多く、全体的なバランスが良い組み合わせ
でこの2本をセレクトしました!
今年もレモンタージュ で販売しているおせちは、和食のプロとイタリアンのプロのコラボ企画で
ワインのおつまみになる美味しいお料理ばかりです。
おせちがまだ決まっていない方は、ぜひ一度ご検討ください。
詳しい商品詳細ページはこちら(お届け日などご注意点がありますので、必ずご確認ください)
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2020年はコロナ禍で落ち着かない一年を迎えた方も多かったと思います。
2021年は「おせち料理に合うワイン」で多幸を願いつつ、新しい年をお祝いしましょう!
ワインの輸入会社のグルメ担当バイヤーとしてヨーロッパ中心に買い付けに行く中で「ワインと料理のマリアージュ(最高の組み合わせ)」に感動し、料理の道へ。高知県の有機の里で土作りや野菜作りを学んだ後、ミシュランを獲得している大阪の割烹にて修行し、その後独立して岩手で地域振興カフェを立ち上げる。企業や地方自治体との共同開発で地元食材を使った商品開発を行う傍ら、現在は、出張料理人として活動しながらレモンタージュのフードプロデューサーを担当している。
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