ワインプロデューサーのおーみんです!
2020年の9月に、日本でも特に成長著しい長野県の銘醸地でいくつかのワイナリーを巡ってきました!
その中でも、特に感動したワインをご紹介していきます!
長野県の銘醸地・東御市で注目の自然派生産者を2年連続で訪問!
長野県にある注目の産地・東御市
日照量が多く、降水量が少ないという長野県の中でも特にワインに適していると注目されている産地が東御市です。
ワイナリーを立ち上げやすい「ワイン特区」に制定されており、世界に対抗できる品質の小さなワイナリーが次々と生まれています。
そんな東御市鞍掛という場所のなだらかな南斜面で、荒れ果てた耕作放棄地を開墾して生まれたのが「プレザンティール」さんです。そんな「プレザンティール」さんを2019年、2020年と2年連続で訪問しました!
歯医者をやめて挑戦する夢のワイナリー造り。
オーナーの村井さんは、大阪で歯医者を営んでおられました。
村井さんは、なんと歯医者の休みの日を使って大阪から長野まで通って2012年に畑を開墾されました!凄い情熱ですよね!!
その後、村井さんは歯医者を廃業して東御市に移住され、今は夢のワイナリー造りに挑戦されています。
プレザンティールさんは、ぶどう畑こそありますが、まだ醸造設備は持たないワイナリーの卵です。ワインは近隣のワイナリーに委託して醸造しています。
畑の中でテイスティング!
今年の訪問は、畑仕事をお手伝いするということで、気合いを入れて畑に伺いました!
すると・・・
こんなに素敵なシチュエーションで、テイスティングが用意されていました!!
おつまみにシャインマスカットまでいただきながら、プレザンティールさんの造るワイン各種をテイスティング!!
この日は天気も良くて、最高でした!
しっかりとテイスティングコメントを残して、いざ(ほろ酔いで・・・)畑仕事へ!!
健全なぶどうの粒だけにすることで実現できるピュアな味わい。
さぁ、畑での仕事は、ぶどうの粒の中で、病気になった粒や未熟な粒を手作業で落としていくというものです。
これは、ピノノワール種ですが、このように干し葡萄状になってしまった粒や、色がつかない緑色の粒があります。このような粒を手作業で弾いていくのです。
日本は湿気が多いので、有機栽培は至難の技。
そのような中、プレザンティールさんは有機栽培に取り組まれています。
しかも、月の満ち欠けに基づいたビオディナミ農法も取り入れています!これは、かなり珍しい!!
化学的な農薬は一切使わないので、病果が出てしまいます。そのままワインを仕込んでしまうと品質は落ちてしまうので、このような手作業をすることで健全果のみで醸造します。
このように、畑作業をしたことで、プレザンティールさんのピュアで洗練された味わいの秘密が分かりました!
おーみんオススメ!超自然体なオーガニック・ピノノワール!
おーみんのオススメは、なんと言ってもこのピノノワール!!
プレザンティール HOHOSOMETE ピノノワール 2018
日本では大変珍しい有機栽培のピノノワール!
ただでさえ病気になりやすい高貴な品種ピノノワールを有機栽培するなんて大変!
有機認証はまだ取得していませんが、大変珍しい有機栽培をしたオーガニック・ピノノワールを味わえるのは貴重ですね。
2017年ヴィンテージも試飲させていただきましたが、2018年ヴィンテージは劇的に美味しくなっていました!!
その名も、「HOHOSOMETE」。
可愛らしいですよね!
おーみんのテイスティングコメント
ややオレンジがかった淡いルビー色の色調。
冷涼な産地のピノノワールらしく、梅や紫蘇のようなアロマとラズベリーなどの赤い果実のアロマが混じり合っています。
タンニンは丸く刺々しさは一切ありません。心地よい酸味が癒しをもたらしてくれます。最高にエレガントなナチュラルピノノワールの傑作です!!
知名度がまだ低いので知る人ぞ知る銘柄ですが、貴重なオーガニックのこれほどまでに美味しいピノノワールでこの価格はコストパフォーマンスが良すぎますね。
◾️容量
750ml
◾️ぶどう品種
ピノ・ノワール 100%
◾️産地
日本・長野県東御市(千曲川ワインバレー)
◾️味わい
赤・果実味あふれるミディアムボディ
◾️料理とのペアリング
しゃぶしゃぶ、肉じゃが、煮込みハンバーグ、ローストビーフ
→ 商品の詳細ページはこちら
毎年絶品!畑のぶどう混ぜこぜの魅力的なロゼ!
このロゼが、毎年安定して抜群のパフォーマンスを見せます!
プレザンティール フィールドブレンド ロゼ HARU 2018
最近流行りのフィールドブレンド !!
まず、面白いのが、メルロー42%、プティ・ヴェルド29%、ピノグリ28%、リースリング1%という品種構成!
畑にあるぶどうを一気に醸造する、フィールドブレンド という手法です。
フランスの銘醸地アルザスなどでも注目されている昔ながらの醸造法で、畑ならではの味わいが出るのが魅力的。
しかも醸造は、入手困難な造り手としても名高い「坂城葡萄酒醸造」の醸造家ハワード・三竹・かおりさんが手掛けています。美味しいわけだ。。。
おーみんのテイスティングコメント
夕日のようなオレンジ色の色調です!
お花畑のような甘〜く華やかなアロマが漂います。
一口目だけほのかに甘く、クリーンな酸味やほのかなタンニンなどがうまく溶け合い、最高のバランス。いろいろな品種の個性が融合して複雑味も備えています。
まさに、畑の味わい(フィールドブレンド)が楽しめる上質のロゼワインです。
◾️容量
750ml
◾️ぶどう品種
メルロー42%、プティ・ヴェルド29%、ピノグリ28%、リースリング1%
◾️産地
日本・長野県東御市(千曲川ワインバレー)
◾️味わい
ロゼ・チャーミングな辛口
◾️料理とのペアリング
鶏の唐揚げ、春巻、豚の生姜焼き、餃子
→ 商品の詳細ページはこちら
これからも応援していきたいワイナリーの卵。
プレザンティールのオーナー・村井さんの印象は、本当にナチュラルな方。
変に、ワインのことを長々と語らず、ただただナチュラルなぶどうを手塩をかけて育てているというイメージ。
世界中、どこのワイナリーでも感じることですが、造り手のキャラクターがワインに表現されるんです。プレザンティールはまさにそれが感じやすい。
とにかく、自然体の味わい。
個人的に、ピノノワールの赤ワインが大好きなので、長野からこれほどのクオリティのピノノワールが生み出されたのは本当に嬉しい限りです。しかも、この価格はまだ無名だからこそ。
今のうちにプレザンティールさんのワインを体験して、これからの発展を見守るべきだと心から思います。
これからも応援していきたいですね!!
連絡は、電話☎️昨夜しましたが、忙しくなければ電話下さい。090.3239.4375です。今日は、仕事ですが、通じ無い時は、0427287977お願い致します。宜しく。
船木様
お問い合わせありがとうございます。
先ほどお電話させていただきましたが、ご本人様ご不在とのことでしたので
こちらに返信させていただきます。
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宜しくお願いいたします。