ワインプロデューサーおーみんです!
輸入元・株式会社飯田さんに試飲会レポート第2弾です!
世界中で吹き荒れるロゼワインブーム!
試飲会では、いろいろなコーナーが設けられていました。
春が近いということで、気になったコーナーが、「春ロゼ」というコーナー。
春らしい可愛いピンク色のロゼワインばかりが集められていました!
世界中でロゼワインブームが吹き荒れているのはご存知でしょうか??
ワインの本場フランスではこの10年でロゼワインの流通量が劇的に増えて、なんと白ワインの流通量を超えてしまいました!また、アメリカでも気軽に飲めるロゼワインが大人気に!
現状、日本のロゼワイン流通量はかなり少ないのですが、日本にもロゼワインブームの波が来るのは時間の問題だと思います。
ロゼワインブームが沸き起こったひとつの理由が、その美しい色合い!
SNSでよく映えるので若い世代に受け入れられているようです。
あえて料理とのペアリングしたくない、恍惚の完成形ロゼ。
そんな世界でブームを起こしているロゼワインのひとつの魅力は、お料理とのペアリング!
濃すぎず、薄すぎないロゼワインはお料理とのペアリングの守備範囲が広く、あらゆるお料理に合わせられるのが人気の理由でもあります。
でも!!
あえて、お料理とのペアリングをしたくない、恍惚の完成形ロゼを見つけました。
それが、コレ。
ワインの名前、長っっ!
ロゼワインは、フレッシュ&フルーティーで、甘口でも辛口でも飲みやすいものが多いですよね。
市場に流通しているロゼワインもほとんどがフレッシュ&フルーティータイプ。
でも、この「コンセホ カレデュエニャス ロサード フェルメンタード エン バリーカ」は違います。
このロゼワインだけで、じっくり楽しみたい・・・というか、楽しめる稀有のロゼワインです。
何が違うのかというと、ワイン名の最後の部分の「バリーカ」がポイントです。
「バリーカ」とは、樽のこと。
高級な白ワインや赤ワインでよく行われる、樽発酵&樽熟成をしたロゼワインなのです。
テイスティングコメント
美しいピンク色の色調です。
しぼりたてのぶどうジュースのような甘くて果実味溢れる香りですが、樽の香りはほとんど感じません。
口に含むと、ロゼワインでは滅多に経験することのない樽由来のバニラやバターのようなマイルドで恍惚とした風味が広がります。
樽を使いながら樽が主張してこないさりげなさ。
とてもくすぐったい(笑)
コレが素晴らしく上品な印象のポイントです。
ワインの味わいの調和が取れていて、料理に合わせやすいロゼワインなのにあえて料理を必要としないほど完成されています。しかも、有機栽培のぶどうを使用したオーガニックロゼなのです!カラダにも環境にも優しいなんて嬉しいですね。
ゆっくりワインの色や香りを愉しみながら味わっていただきたい、なかなか出逢えない恍惚の完成形ロゼワイン。
ロゼワインに感動したことがない方は、一度飲んでいただきたい傑作です。
ロゼワインの印象が変わるでしょう。
コンセホ カレデュエニャス ロサード フェルメンタード エン バリーカ
銘柄名
カレデュエニャス ロサード フェルメンタード エン バリーカ
ワイナリー
コンセホ
容量
750ml
ぶどう品種
テンプラニーリョ100%
産地
スペイン・カスティーリャ イ レオン州
味わい
ロゼ・濃厚な辛口
料理とのペアリング
赤身肉のステーキ
ワイン解説
2009年から有機栽培を行っています。樽発酵&シュールリー熟成で仕上げたロゼは、現地でも希少です。国際感覚もあり、世界マーケットを見据えた造り手の想いと、醸造家の腕により実現した、まさにワールドクラスのロゼです。赤果実やトロピカルフルーツのアロマに、ほのかに花やバニラのニュアンス。樽発酵ゆえの豊満でしっかりした酒質で、赤果実と樽の風味が絶妙に溶けあった複雑な味わい。ステーキともあわせられる力強さを持つロゼ。
葡萄が苦手にもかかわらずワイン輸入業者に入社。そこでワインの魅力に目覚めてヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して経験を積み、2011年に独立。ワインと料理のペアリングに特化したメディア通販「レモンタージュ 」の運営、飲食店プロデュースなどを通じて「日本にただ一人のワインプロデューサー」として活動中。また、茶道、書道、音楽、アートなど、様々な業界とワインのコラボイベントを実現し「ワイン界の異端児」と呼ばれている。
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