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ワインプロデューサーおーみんが2020年に長野の新進気鋭ワイナリーを訪問して、特におすすめの4本を厳選！

ワインプロデューサーのおーみんです。

2020年9月に長野注目のワイン産地「桔梗ヶ原ワインバレー」と「千曲川ワインバレー」を訪問しました！

8軒のワイナリーを取材してきましたが、その中から新しく誕生した新進気鋭のワイナリー4軒の特におすすめの4本を厳選してセットにしました！

赤ワイン2本、オレンジワイン1本、白ワイン1本の長野ワイン厳選4本セット！！

[その1：赤ワイン]　知られざる長野産オーガニック・ピノノワールの傑作！
「プレザンティール　HOHOSOMETE ピノノワール 2018」

◾️銘柄名
プレザンティール　HOHOSOMETE ピノノワール 2018
◾️容量
750ml
◾️ぶどう品種
ピノ・ノワール 100%
◾️産地
日本・長野県東御市（千曲川ワインバレー）
◾️味わい
赤・果実味あふれるミディアムボディ
◾️料理とのペアリング
しゃぶしゃぶ、肉じゃが、煮込みハンバーグ、ローストビーフ
◾️ワイン解説
プレザンティール・ワイナリーは、日本有数の銘醸地・長野県の東御市で有機栽培に取り組んでおり、月の満ち欠けに沿ったビオディナミ農法も取り入れた珍しい造り手です。有機栽培で手間暇かけて育てたピノノワールを畑で厳しく選果し、まだ醸造設備を持っていないので、近くのアルカンヴィーニュワイナリーで野生酵母を使って委託醸造したワインです。2017年ヴィンテージよりも格段に品質が向上し、ぶどうの生き生きとした生命力を感じることができる赤ワインです。

→　ワイナリー取材レポート「長野で奮闘中！おすすめの自然派ワイン生産者「プレザンティール」。」

◾️ワインプロデューサーおーみんのワインコメント
ややオレンジがかった淡いルビー色の色調。

冷涼な産地のピノノワールらしく、梅や紫蘇のようなアロマとラズベリーなどの赤い果実のアロマが混じり合っています。

タンニンは丸く刺々しさは一切ありません。心地よい酸味が癒しをもたらしてくれます。最高にエレガントなナチュラルピノノワールの傑作です。

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[その2：赤ワイン]　メルローの魅力がギュッと詰まった逸品！
「丘の上 幸西ワイナリー　メルロー 2019」

◾️銘柄名
丘の上 幸西ワイナリー　メルロー 2019
◾️容量
750ml
◾️ぶどう品種
メルロー100%
◾️産地
日本・長野県塩尻市（桔梗ヶ原ワインバレー）
◾️味わい
赤・果実味あふれるミディアムボディ
◾️料理とのペアリング
ビーフシチュー、豚の角煮、鳥の照り焼き
◾️ワイン解説
2019年、塩尻市にある穂高岳を望む丘にオープンした小さなワイナリー。ピュアな果実味が楽しめるワインが得意な造り手。自社栽培のメルローを自社醸造設備で仕込んだ記念すべき初ヴィンテージ！

→　ワイナリー取材レポート「塩尻市に2019年オープン！丘の上 幸西ワイナリーはメルローがおすすめ！」

◾️ワインプロデューサーおーみんのワインコメント
赤紫色の美しい色調です。

カシスなどの赤い果実のフルーティーなアロマの中に、ブラックペッパーやシナモンなどスパイス系のアロマが見え隠れしています。

メルローらしいとても柔らかい口当たり。タンニンは角が取れてとても丸く感じますが、しっかりとした厚みのあるボディを備えている上質のメルローです！

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[その3：オレンジワイン]　「和み」のオレンジワイン ！
「ナゴミヴィンヤーズ　グラスホッパー 2019」

◾️銘柄名
ナゴミヴィンヤーズ　グラスホッパー 2019
◾️容量
750ml
◾️ぶどう品種
ソーヴィニョンブラン、シャルドネ、リースリング
◾️産地
日本・長野県東御市（千曲川ワインバレー）
◾️味わい
オレンジ・親しみやすく薫り高い辛口
◾️料理とのペアリング
パクチー料理、インドカレー、エスニック料理
◾️ワイン解説
長野県の銘醸地・東御市に2018年にオープンした新しいワイナリー。名前の「ナゴミ」は、ぶどう畑がある土地の大字である「和（かのう）」に由来しています。

「グラスホッパー」は、オレンジワインのように種や皮と共に醸したソーヴィニョンブランとシャルドネ とリースリングをブレンドして造ったライトなオレンジワイン。

→　ワイナリー取材レポート「オレンジワイン入門編としてもおすすめな長野産「ナゴミヴィンヤーズ グラスホッパー」！」

◾️ワインプロデューサーおーみんのワインコメント
淡いオレンジ色の可愛らしい色調。

杏、ミカンなどの凝縮した甘酸っぱさを感じる香りとほのかに青草のような植物的な香りも感じ、とても複雑な香りが立ち込める。時間が経つと、白桃や百合、金木犀のような甘い香りに変化していく。

口に含むとすごく新鮮な果実味が出迎えてくれる。
心地良いエレガントな酸味をベースに、オレンジワインならではのほのかな苦味が加わって、重厚な味わいになっている。

かと言って個性が強すぎない、まさに「和（なごみ）」のオレンジワイン。

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[その4：白ワイン]　クイクイ飲めてしまう辛口のナイアガラ！
「ドメーヌ・スリエ　ルヴィーブル2019　白・辛口」

◾️銘柄名
ドメーヌ・スリエ　ルヴィーブル2019　白・辛口
◾️容量
750ml
◾️ぶどう品種
ナイアガラ100％
◾️産地
日本・長野県塩尻市（桔梗ヶ原ワインバレー）
◾️味わい
白・フルーティーでスッキリ爽やかな辛口
◾️料理とのペアリング
湯豆腐、サバの塩焼き、茄子の田楽
◾️ワイン解説
ワイナリー名である「Sourire（スリエ）」は、笑顔という意味。

遊休農地の再生を目的に2013年からぶどう栽培を開始し、2019年にワイナリーを設立。

→　ワイナリー取材レポート「メルローに見える将来性！桔梗ヶ原の「ドメーヌ・スリエ」」

◾️ワインプロデューサーおーみんのワインコメント
ごく淡いイエローの色調です。

マスカットの華やかな香りの中に、レモンなどの柑橘系の香りを見つけることができます。

味わいはライトで人懐っこく、非常に飲みやすい白ワインで、辛口に仕上げられています。最後にほんのりと苦味のアクセントが感じられ、味わいに奥行きが出ています。

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選んだヒト：
ワインプロデューサー 大西 タカユキ（おーみん）

もともとワインがキライだったにもかかわらず、大学卒業後、間違ってワイン輸入業者に入社。そこで出会った数々の素晴らしいワインのおかげでワインの魅力に目覚めて公私ともにワイン漬けの毎日を過ごすようになる。

フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、オーストリアなどヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して修業を積み、2011年より「ワインで世界を笑顔に！」をテーマに独立。
月額500円で入れる日本一楽しいワインスクール「ワイン大楽（だいがく）」や、ワインショップの運営、ソムリエのいない飲食店のワインプロデュースなどを通じて、ワインの”楽しさ”を発信する「日本にただ一人のワインプロデューサー」として活動中。

また、茶道、書道、日本の伝統音楽、絵画、日本酒、農業など、様々な業界とのコラボワインイベントを実現し、「ワイン界の異端児」とも呼ばれている。