ワインプロデューサーのおーみんです!
おーみんが、大阪の特産ぶどうデラウェアでオレンジワインを造る「OSAKAオレンジワインプロジェクト」がスタートし、発酵が進みつつあります!
8月20日にピジャージュ(櫂入れ)作業から6日後、圧搾(絞る)作業を行いました!
圧搾とは?
圧搾とは、文字通り圧をかけて絞ることです。
赤ワインやオレンジワインの場合、ぶどうの皮や種を使うので、頃合いを見て液体だけにしたい場合に圧搾を行います。圧搾機という機械を使って、液体だけを絞り出します。
亜硫酸無添加&アンフォラバージョンの圧搾。
8月26日の朝から圧搾作業が始まりました!
まずは、亜硫酸無添加バージョンのオレンジワインの圧搾です。
発酵がほぼ終わると炭酸ガスが出なくなるため、ワインは一番無防備な状態となります。特に酸化防止剤である亜硫酸を使っていないものはかなり危険!
このままぶどうの皮や種と接触させておくと微生物汚染のリスクがあるので、圧搾を行います。
量が少ないので、小さな小さな圧搾機を使いました!
この銀色の筒の内側にぶどうの皮や種の入ったワインを入れて、内側のバルーンを水で膨らませることによって優しく絞り出します。
このようにチョロチョロとオレンジワインが絞られていきます。
8月27日には、同様にアンフォラ(甕)発酵のオレンジワインの圧搾も完了しました!酸素に触れる面積を減らすために満タンに!
続いてスタンダードバージョンの圧搾!
今度は量が多いので、少し大きめの圧搾機を使います!
フォークリフトでオレンジワインの入ったタンクを上に上げてホースを繋ぎ、重力で圧搾機にワインが落ちてくるように準備します!
一気にオレンジワインがぶどうの皮や種と一緒に圧搾機に流れていきます。
ホースを通らないぶどうの粒は手作業で救い上げて、圧搾機に入れていきます!
まだ潰れていないぶどうもあるので、残さず全て圧搾機に入れるのです。
圧搾機の中のバルーンが膨らんで、絞り出されたワインは下の容器に溜まっていきます。
圧搾機の下に溜まったワインは、ホースで別のステンレスタンクに移されます!これにて圧搾作業は終了。
次は、安定化という段階に進んでいきます。
一歩一歩ではありますが、オレンジワインの完成に向けて進んでますよ!
ちなみに、アルコール度数は補糖(糖分添加)無しで11度まで進みました!
OSAKAオレンジワインプロジェクトに参加するには?
1口以上ご購入いただけるとサポーターとしてOSAKAオレンジワインプロジェクトに参加できます!
→ サポーターになるメリット
スタンダード版は、ステンレスタンクで熟成させ、濃厚でしっかりと旨味のある味わいに仕上げます!リリースは、2020年12月以降になる予定です。
葡萄が苦手にもかかわらずワイン輸入業者に入社。そこでワインの魅力に目覚めてヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して経験を積み、2011年に独立。ワインと料理のペアリングに特化したメディア通販「レモンタージュ 」の運営、飲食店プロデュースなどを通じて「日本にただ一人のワインプロデューサー」として活動中。また、茶道、書道、音楽、アートなど、様々な業界とワインのコラボイベントを実現し「ワイン界の異端児」と呼ばれている。
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