ワインプロデューサーのおーみんです!
おーみんが、大阪の特産ぶどうデラウェアでオレンジワインを造る「OSAKAオレンジワインプロジェクト」がスタートし、着々とオレンジワインが出来上がってきています!
収穫のちょうど1週間後の8月20日にピジャージュ(櫂入れ)という作業を行いました!
ピジャージュ(櫂入れ)とは?
ピジャージュとは、日本語にすると櫂入れと言います。
櫂入れという作業は、日本酒造りにもあるのですが、用途は少し違います。
ワイン造りにおけるピジャージュ(櫂入れ)は、ぶどうの皮と種を醸す赤ワインやオレンジワインの発酵の際に行う作業で、発酵によって生まれる炭酸ガスなどの影響で浮いてきた果帽(かぼう)と呼ばれるぶどうの粒・皮・種などを櫂(先がT字型になった棒)で液体に突き崩すことです。
ピジャージュすることによって、果帽の表面が乾いて雑菌が繁殖することを防ぎ、ぶどうの皮や種からワインにしっかりと成分を抽出することができます。
ピジャージュはとっても重要な作業です!
河内ワインさんでピジャージュを体験!
8月13日にOSAKAオレンジワインプロジェクトのサポーターさんと共に収穫をしてから1週間後、8月20日に河内ワインさんを訪問!
8月16日頃から発酵が始まり、果帽が浮き上がってパンパン!
この果帽を突き崩すのは、思った以上にチカラが要ります!
発酵って凄い!!
微生物のチカラを実感!
しっかり体重をかけて、「美味しくな〜れ」と言いながら突き崩していきます。
元気に発酵しています!!
この小さなタンクは、酸化防止剤(亜硫酸)を一切使わずに仕込んでいる亜硫酸無添加バージョンのオレンジワインです!
櫂を入れると、こんな風にシュワシュワっと炭酸ガスが出てきます。
培養酵母も一切使わず、ぶどうの皮に付いている天然酵母のみで仕込んでいますが、すごく元気に発酵しています!
現状、こんなオレンジ色!!
河内ワインの金銅社長が現時点のオレンジワインの色をチェックしています!
まだ発酵中なので濁っていますが、デラウェアの皮の色素が抽出されてリアルにオレンジ色になっています(笑)
今後、濁りの原因のオリを落とし、もう少し透明になる予定です。着々とオレンジワインに向かって成長しています!
OSAKAオレンジワインプロジェクトへのご参加
1口以上ご購入いただけるとサポーターとしてOSAKAオレンジワインプロジェクトに参加できます!
→ サポーターになるメリット
スタンダード版は、ステンレスタンクで熟成させ、濃厚でしっかりと旨味のある味わいに仕上げます!リリースは、2020年12月以降になる予定です。
葡萄が苦手にもかかわらずワイン輸入業者に入社。そこでワインの魅力に目覚めてヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して経験を積み、2011年に独立。ワインと料理のペアリングに特化したメディア通販「レモンタージュ 」の運営、飲食店プロデュースなどを通じて「日本にただ一人のワインプロデューサー」として活動中。また、茶道、書道、音楽、アートなど、様々な業界とワインのコラボイベントを実現し「ワイン界の異端児」と呼ばれている。
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