ワインプロデューサーのおーみんです！
2020年7月19日、宮崎県の都農ワインのZoomによるオンライン見学ツアーで訪問しました！
本日はそのレポートです。
まるでバスツアー？Zoom号に乗って5分でワイナリーへ！
都農ワインオリジナルバーチャル背景でおーみんが司会を務めます！
待ちに待った都農ワインのオンライン見学ツアー！
ワイナリー見学は本当に楽しいんです！
コロナ禍でなかなかツアーが組めないので、Zoomアプリを使ったオンライン見学ツアーを企画するようになり、ありがたいことにとっても好評です！
参加者の皆様には、都農ワインのオリジナルバーチャル背景をプレゼントさせていただきました！おーみんも張り切ってバーチャル背景を設定し、司会を担当しました！
7月19日は、17時に宮崎県都農町にある都農ワイン行きのZoom号に集合しました！
なんと、おーみんのZoom号は5分で都農町まで到着してしまうのですが、その時間を使って・・・
おーみんの3分ワイン講座で「九州ワイン」の基礎知識を付ける！
Zoom号が都農ワインに到着するまでの3分間を使って、おーみんが九州ワインの基礎講座をさせていただきました〜！
基礎知識が分かった上でワイナリー見学に参加すると、さらに楽しめるんです！
おかげさまで、アンケート結果でもこの「おーみんの3分ワイン講座」はご好評いただいております！
Zoom号が都農ワインに到着！
おーみんの3分ワイン講座で九州ワインの基礎知識を付けている間に、Zoom号は都農ワインに到着！！
早速、ワイナリーカフェでお出迎えしてくださったのが、営業の福嶋さん！
梅雨の時期なだけに、気になるのはお天気！
丘の上に佇む都農ワイン。
ワイナリーカフェからは、美しい日向灘が見えるそうなのですが・・・
残念ながら、真っ白。。。
心の中で、美しい日向灘を想像する参加者一同でございました（笑）
実際に、訪問してみたい！
工場長の赤尾さんご登場！
ぶどう畑のすぐそばの見晴らしの良いスポットで待機してくださっていたのが、工場長の赤尾さん！
ワインが似合う！！
ここで、ツアー参加者全員で乾杯〜〜！！！だんだん、ワイナリーを訪問しているキモチになってきます。
赤尾工場長による、ぶどう畑の見学がスタート！
赤尾工場長が、ハウス設備を付けたぶどう畑を進んでいきます！
ハウス栽培にすることで減農薬になり、品質も格段に上がるそうです。雨の多い都農町ならではの工夫ですね。
丘の上で、見学したのは南向きの傾斜地！
雨水は下の方へ流れて行くようになっていました。
マスカットベーリーAやシラーなど、あらゆる品種が栽培されています！
ちょうど畑では、おーみんが一番好きなヴェレゾンの時期。
ヴェレゾンというのは、ぶどうの粒がまばらに色づき始めた状態で、もう少し色付くと本当に美しい色合いになります！
土壌は、粘土質！
土は、粘土質が多い畑でした。
尾鈴山という火山が噴火して、溶岩が風化してできた土壌だそうです。宮崎では最も古い大地で、元々海の底だったので丸い石がたくさん出てくるんですって。
火山灰土壌なので水はけが良いので、雨が多くても良いぶどうが栽培できます。
畑から移動していただいて、醸造所を見学！
立派な醸造設備！
設備は当然の事ながら、床の清潔さが印象的でした。
これは、ワイナリーにおいてとっても重要なことなのです！
クリーンで洗練されたワインを生み出す都農ワインさんのヒミツが少し分かったような気がしますね！
圧巻の樽貯蔵庫！
200樽ほど貯蔵されています。
日本のワイナリーでは、樽はいろいろなブランドを購入して試している造り手が多いですが、都農ワインさんは全て「Seguin Moreau（セガン・モロー）」ブランドの樽を使用されています。
この辺りにも、赤尾工場長の強い意思が感じられますね！
ワイナリーのお庭でイベントをすることも！
天気が悪くても分かる、キモチの良いお庭。
眺望も素晴らしいので、ここでイベントを開催することもあるそうです！
この芝生で都農ワインを飲むと美味しいだろうなぁ〜！
なんと、、日本ワインでは珍しい箱入りのワインもリリース！！
赤尾工場長にワイナリーカフェに戻っていただき、都農ワインのいろいろな銘柄のご説明をいただきました！
その中でも興味深かったのが、都農ワインの代名詞であるキャンベルアーリーを使った辛口ロゼワインのBag in Boxと呼ばれる箱のワイン！
4本分入っているのに、3本分の価格で購入できてしまうお手頃さ！！
さらに、箱の中は常に真空なので飲み切る必要はなく、冷蔵庫保管で1ヶ月以上美味しい状態を保つので、家飲みにピッタリ！！
キャンベルアーリーで日本ワイン界の歴史を変えた！！
都農ワインさんと言うと、世界のワイン市場である英国の権威のあるワイン百科「WINE REPORT 2004」にて、都農ワインの「キャンベル・アーリー」が最も興奮した世界のワイン百選に選出されたことが有名です！
これは、日本ワイン業界にとって衝撃的なニュースでした。
どのようにして、「WINE REPORT 2004」に掲載されたのかを質問しました！
すると、2002年に取材が入ったそうです。
ワイン醸造に向かないと言われていたキャンベルアーリーという生食用のぶどうでも美味しいワインを造っていた都農ワインに感動し、記者の熱意と共に「WINE REPORT 2004」に掲載されることになったそうです。
このような裏話は、ワイナリー見学ツアーならでは！！
あっという間の2時間！！
赤尾工場長も営業の福嶋さんもすごくご説明が分かりやすく、おーみんのアドリブ質問にも丁寧にご対応いただきました！
本当にあっという間の2時間でしたが、都農ワインさんの魅力をたっぷりと感じ取ることができましたし、何よりも赤尾工場長のリーダーシップの元、試行錯誤をしながらも明確なビジョンがあるのでブレないスタイルを確立しているということが良く分かりました。
雨が年間4000mm近くも降る場所で、雨にも負けず様々な工夫と強い信念でキラリと輝くワインを生み出す都農ワインさん。
都農ワインファンがたくさん増えた見学ツアーでした！
→ オンラインワイナリー見学ツアーやオンラインイベントは、コチラをご覧ください。
「都農ワイン」ラインナップ
コチラからご注文いただけます！
【入手困難な限定品】都農ワインを世界的に有名にしたキャンベルアーリー！
少し冷やしても美味しい都農ワインの赤！
ランブルスコ！？可愛いネーミングのロゼ微発泡！
【シャルドネ3兄弟】オーク樽を使用しないフルーティーなシャルドネ！
【シャルドネ3兄弟】樽発酵・樽熟成の正統派シャルドネ！
【シャルドネ3兄弟】最良の畑から生まれた都農ワインのシャルドネ最高峰！
【コレクターは欲しくなる】南国をイメージさせる宮崎の珍しい甲州！
【赤ワイン好きならコレ】ため息が出るほど美味しい、ビジュノワール！
葡萄が苦手にもかかわらずワイン輸入業者に入社。そこでワインの魅力に目覚めてヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して経験を積み、2011年に独立。ワインと料理のペアリングに特化したメディア通販「レモンタージュ 」の運営、飲食店プロデュースなどを通じて「日本にただ一人のワインプロデューサー」として活動中。また、茶道、書道、音楽、アートなど、様々な業界とワインのコラボイベントを実現し「ワイン界の異端児」と呼ばれている。
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